2009年7月9日木曜日

ナットリベッター: NSR250R-SPネイキッドのフレームにナットを打ち込んだ

この穴が開いたアルミ板は、知人に製作して頂いたテストピースである。
厚さ3mm幅30mm長さ1,000mmの素材に7mmの穴が数個開けてある。
使用目的は、NSR250R-SPネイキッドのメインフレーム下側にナットを打ち込む
テストを行う為。
事前にフレームの肉厚を測定して、同じ厚みの素材を用意した。

詳しく見たい方は画像をクリックしてねノシ


商品名は「リベッターナッター」
ブラインドリベットを打ち込むリベッターと、ナットを打ち込むナットリベッター
を1台で兼用出来る優れた工具だ。
ブラインドリベットを打つリベッターとしても、サイレンサーの
オーバーホールで使える。


打ち込むナットはこんな感じ。
アルミ製だ。
このナットリベッターで打てる最大径のM5サイズ。


カシメ代を調整しながら試し打ち。
画像の右側が初回だが、見事にネジ山を粉砕してしもた・・・・orz
ちょっとタイト過ぎたみたいね。
画像左側が調整後。
板厚3mmはちとこのナットには厳しいみたいだが、バッチリカシメる事が出来た。


さて、それではNSR250R-SPのフレームに打ち込んでみよう。
実測径はφ6.92mm


テーパーリーマーをφ7.04の径にマーキングして・・・


本来アイドリング調整用ノブを受ける部品のマウント部分の穴を広げる。
画像は分かりやすくする為に、受ける部品を取り付けてみた。
元来レーサーのフレームだから付いてないんだけどねw


作業画像↓
電気ドリルで穴径を拡大出来れば簡単だが、エンジンマウントのフレームが
干渉して、手持ちの電動工具では加工不可能だ。


テーパーリーマーなので加工穴入口径を目標寸法に加工し、φ7.00の
ストレートリーマーで加工後に空回り防止のV溝を切り欠いた。
ナットリベッター加工をされる方は、取説には記載されてはいないが、
是非この加工をして欲しい。
カシメ後の空回りを防止出来る。


んで、緊張の本番w
試打してるから間違い無く大丈夫なんだけど、緊張するね。


結果は完璧にカシメる事が出来た。
試打の一回目の様にネジ山を粉砕していたら、相当凹んだに違いないw
ナットをドリルでもんで再度カシメる事は可能だが、スクラップが
フレーム内に残ってカラカラ音がしそうだしね。


何故この作業が必要なのか、NSR250Rユーザーのほとんどの方は
理解出来ないであろう。
99’の事故前のあしげNSRネイキッドは、この場所にチョークレバーと
アイドリング調整スクリューをスマートに設置していたのだ。
当時は2mmのアルミ板を金ノコで切り出してステーを製作していたが、
最近はアマダのタレットパンチプレスによるNC加工を得意とする友人に
協力して頂き、高精度の版金加工が依頼出来る。
工賃は缶コーヒーでお願いしてるけど・・・w


家族が北海道旅行から帰って来た。
数日後にお土産が到着。
画像は蟹と生きているホタテ。


でかいホッケの干物。
この他にも甘海老の燻製や、生ぼたん海老等々・・・


生きているホタテは刺身で頂いた。
塩水でぬめりを取らず、生きていたまま食す。

・・・・・・・・美味すぐる百万石饅頭w
桁は気にしないでねw


合わせる日本酒は、お土産の奥の松特別純米。
いや~~~~、日本人に生まれて良かったw
瓶の後ろには既に抜け殻と化した蟹の甲羅が・・・
勿論甲羅酒を楽しんだよ。


7/7の七夕は、夕食後に自宅3Fのテラスで空を見ながら一杯。
ベガ(織姫)とアルタイル(彦星)は確認出来なかったが、蒼い空と白い雲が
織り成す素晴らしい景観をしばし楽しんだ。



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