ZZR1100D Ashige's room: 2014厳冬期伊豆ツーリング

先週土曜は、恒例の厳冬期伊豆ツーリングへ。

事故の怪我やら何やらで、3年振りの厳冬ツー。

↓過去の記事

2011前編　1/30 厳冬期伊豆一周ツーリング前編［箱根は-7℃］

2011後編　1/30 厳冬期伊豆一周ツーリング後編［こあじ亭初入店］

2010　　　　2/6　厳冬期伊豆ツーリング

2008前編　伊豆ツーリングpart1

2008後編　伊豆ツーリングpart2

厳冬期なのだが、当日の都内は最低気温8℃で

4月並の暖かさ。

箱根の天気予報は最低気温2℃だったけど、2日前に

雨が降ったので、凍結の危険を考えて今回は見送った。

装備は毎回同じで、ZZR1100Dはグリップヒーター＆ハンドルカバーを装着。

ハンドルカバー締付部からの隙間風防止に、黒いTシャツ等を

幅50㎜に切った物を巻いてから取り付けると、ほぼコタツ状態が完成。

アルパインスターのレーシンググローブで快適に走れるので、

一旦使用すると、操作性の悪いウインターグローブには戻れなくなるw

リヤタイヤをピレリ・スーパーコルサSC2からツーリングタイヤの

ミシュラン・パイロットロード2に入れ替えたので、低温でも安心だ。

ライダーは皮ツナギの上にRSタイチ製、防寒・防水・保温性抜群の

ウインタージャケット上下+ゴールドウィンのGベクターショートブーツ。

このブーツは優れもので、防水防寒性能抜群。

保温性の高いソックスと組み合わせれば、足首まで

シャーベット状の雪解け水に浸かりながら作業出来るほどだ。

今回の厳冬ツーリングはこあじ亭に一泊する予定だったが、

翌日が雨の予報だったので、急遽日帰りツーリングに変更した。

当日は5:30に自宅を出撃！

まだ暗い環八を走り、蘆花公園前のGSで給油。

厳冬期装備なので、都内では暑い位・・・・

東京I･Cから東名道に入り、川崎料金所を過ぎて加速して行く。
厚木を過ぎる頃には、快適なクルーズを楽しめた。
しかし・・・・ハンドルカバー＆グリップヒーターは、何て素晴らしいんでしょ。
傍から見たら、超寒いのにアホか？と思われてるんだろうけど・・・
朝日に染まり始めた富士山が視界にドーンと飛び込んでくると、
余りの綺麗さにメットの中で歓声をあげてしまった。

気温の低い東名道山間部（大井松田→御殿場）を難なくパスして、
沼津ICで降りて県道経由R414へ。
30年前のルートに忠実に伊豆を目指す。
結局東名道では、バイクを一台も見なかった・・・

沼津駅を過ぎた辺りで給油。
伊豆のガソリン代は異常に高いからねぇ。

R414を口野放水路を右折して絶景快走路の県道17号へ。
程なくして、駿河湾越しに富士山が見え始めた。

8:00ちょっと前に、伊豆西北端の大瀬崎到着。
霞み気味なので、肉眼では良く見える富士山も
デジカメだと写りが悪い。

展望台に設置してあった案内板

軽く休んでから走り出す。
伊豆西岸を南端の南伊豆まで走るのが、厳冬ツーのルート。
一般のライダーは、富士山を見ながら走りたいので、逆ルートが
好まれるみたいね。
大瀬崎からは、断崖を駆け上がって一気に高度を上げて行く。

井田煌めきの丘。

菜の花で作った井田の文字は、今年は綺麗に見る事が出来た。
画像右側の断崖の上が、走って来たルートだ。

いや～～、何度走っても素晴らしい道。
特に冬は交通量が殆ど無いので、とても気持ち良く走れる。

土肥から先はR136になって少し交通量が増えるけど、
ハイシーズンの1/10位かな。

堂ヶ島や松崎を抜けて、絶景の彫刻ラインへ。

雲見の夫婦岩。

妻良を抜けると、程なくして南伊豆だ。

10:00ライダーの楽園「こあじ亭」到着～～～ﾉｼ

まずはご挨拶。
外では何やら大工仕事が行なわれている。

お話を聞くと、大阪出身の新妻きなこさんが
最近イカ焼き器を導入し、移動販売？イベントの出店？を
行なう為の移動屋台を製作中との事。
軽トラに積載して、あちこちで販売予定との事。

コーヒーを頂きながら色々お話して、お土産にイカ焼きを4枚
焼いて頂く事になった。

きなこさん＆イカ焼き器
一度に4枚焼ける業務用。

程なくして、鹿ステーキ半ライス到着～～

こ～れ～が～・・・・食べたかったんだよね。

日帰りなので、ワインが飲めないのが辛い・・・・

頂いている最中も、こあじさんが「一杯飲みながら楽しんで、泊まってけば？」
と、悪魔の囁きがｗ

でも前述の通り翌日は雨予報だったので、走りを楽しむために
日帰りなのよね・・・・
飲みたい気持ちを抑えつつ、絶品鹿ステーキを最後の一切れまで堪能！

一方、イカ焼き器は美味しそうな香り＆音を立てながら
絶賛イカ焼き中。

イカ焼き完成～～～！

きなこさん曰く、あしげが初テイクアウトとの事。
こあじ亭の歴史に、一つ足跡を残したあしげであった・・・・

当日初めてお会いした「きくちゃん」さんとも色々お話して、
12:30こあじ亭を後に帰路に着いた。

気温が高かったので、革ツナギの上に着用していた
オーバーパンツは脱いで走り出す。

伊豆最南端石廊崎。

下田港の道の駅、「開国みなと下田」でわさび漬け（特選）＆お土産を購入。
毎度の事だが、こいつが無いと家に入れない。

R414でショートカットを目論んでいたが、外浦海岸が見たくなってルート変更。
冬の外浦は、何て綺麗なんでしょ。
しばし見入ってしまった。

河津から天城峠を越えて、伊豆スカイラインへ。

冷川料金所では、後ろにヤマハのリッターSS「R1」が
並んでいたので、道中絡むのを楽しみにしていたら・・・・
最後まで絡まなかった。

伊豆スカの気温は、8～10℃程度。
完全ドライで、最高に気持ち良く走る事が出来た。

玄岳付近。

R1箱根峠を右折しながら、三島側に設置されている
温度計をチラ見すると、6℃の表示。
いつもは0～-2℃なので、例年より随分気温が高かった。
箱根新道→小田原厚木道→東名道を乗り継いで
自宅に明るいうちに無事帰還。

総走行距離500km弱の、楽しい日帰りツーリングが終了した。

帰還後は、「生きて帰って来ておめでとうビール」で乾杯して、
風呂にまったり浸かって一日の疲れをほぐす。

風呂を出たら、リビングのコタツで30分仮眠して、
カミさんに起こされて再出撃！

親友の結婚式の2次会の打ち合わせと称した飲み会に参加するのだ。
自宅から30秒ほどのバス停から久々にバスに乗り、終点の赤羽へ。

赤羽に到着すると、隣の川口へ移動するとの事。
川口駅は生まれて初めて降りたんだけど、駅前にそごうも有って
大きい駅なのね。

向かった先は、Grill ＆ Bar STOCKYARDS

まずは乾杯～～～～！

3週間後に控えた、親友の結婚式の2次会の話を中心に盛り上がった。

そう言えば・・・30年前の厳冬ツーリングは、画像左の今回結婚する
親友も一緒に走ったんだっけ。
もう１台一緒だった友人は、披露宴でスピーチを披露する。
ちなみにあしげは歌ね。
2人とも今はバイクを降りてしまったけど、あしげだけは走り続けてる。

色々なワインと美味しい料理を楽しんで、終電で帰宅。

翌日の日曜日の朝は、目覚めてから階下のリビングへ。
降りると甘い香りが充満している。

カミさんと娘達が笑いながら何かを調理していた。

パパの分～～～～！
っと差し出されたのは・・・・
フレンチトースト、バニラアイスハチミツトッピング。
パンは3斤の塊から切り出された分厚い物。

美味しく頂いたけど、絶賛ダイエット中なのよね・・・